ATFL’s diary

文学や哲学の本について紹介します。疲れたときには形而上、死後へ帰る時間 

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

フランクル 「夜と霧」 生きる意味

Viktor Emil Frankl 1905-1997 ヴィクトール・E・フランクル オーストリアのウィーンに生まれ、第二次世界大戦中、ナチスにより強制収容所に送られ、その体験を「夜と霧」に記した。 劣悪な環境の中で、生存競争のため暴力や窃盗も平気になるほど精神レベル…

池田晶子「さよならソクラテス」無知の知

最近は哲学にハマり込み、独りで考える時間が多くなった。 哲学と聞くと世間では堅苦しいイメージがあるかもしれないが、池田晶子さんの書く哲学は、分かり易い文章で深く考えてしまうものばかりだ。 その中でも「ソクラテス」シリーズが面白いので紹介する…